2019年9月30日月曜日

【日本全駅制覇の旅】No,0000528 山陰本線(馬堀駅)【0084駅目】

No,0000528
【馬堀(うまほり

初夏の嵯峨野線。

紫のラインカラーがよく似合う。

馬堀駅の風景も昔と大きく変わりました。

@ Umahori Station

2019年9月29日日曜日

【日本全駅制覇の旅】No,0000527 姫新線(佐用駅)【0083駅目】

No,0000527
【佐用(さよ

新型の気動車に乗り換える。

播磨新宮行きの普通列車。

都市圏への旅路へ。

@ Sayo Station

2019年9月28日土曜日

【日本全駅制覇の旅】No,0000526 姫新線(佐用駅)【0083駅目】

No,0000526
【佐用(さよ

上月からはラインカラーが。

岡山から神戸。

支社の境界が近い。

@ Sayo Station

2019年9月27日金曜日

【日本全駅制覇の旅】No,0000525 姫新線(佐用駅)【0083駅目】

No,0000525
【佐用(さよ

津山からやって来た。

たった1両だけの列車。

折り返しの準備を整えた。

@ Sayo Station

2019年9月26日木曜日

【日本全駅制覇の旅】No,0000524 姫新線(佐用駅)【0083駅目】

No,0000524
【佐用(さよ

星の美しい街。

夕闇と夕焼けの境界線が。

美しく。神々しく。

@ Sayo Station

2019年9月25日水曜日

【日本全駅制覇の旅】No,0000523 芸備線(三次駅)【0082駅目】

No,0000523
【三次(みよし

行ってらっしゃい。

それ以外にふさわしい言葉が。

見当たらなかった。

@ Miyoshi Station

2019年9月24日火曜日

【日本全駅制覇の旅】No,0000522 芸備線(三次駅)【0082駅目】

No,0000522
【三次(みよし

彼が一番かっこよく見える。

このアングル。この角度。

間も無く出発の瞬間。

@ Miyoshi Station

2019年9月23日月曜日

【日本全駅制覇の旅】No,0000521 芸備線(三次駅)【0082駅目】

No,0000521
【三次(みよし

6両の停車目標に停まった。

ワンマン列車の先頭部分。

三次駅の夕暮れが最高潮。

@ Miyoshi Station

2019年9月22日日曜日

【日本全駅制覇の旅】No,0000520 芸備線(三次駅)【0082駅目】

No,0000520
【三次(みよし

細いレールでも。

夕暮れの太陽に照らされて。

そのトキメキと輝きを増す。

出発信号機が間も無く切り替わる。

@ Miyoshi Station

2019年9月21日土曜日

【日本全駅制覇の旅】No,0000519 芸備線(三次駅)【0082駅目】

No,0000519
【三次(みよし

ワンマンの表札が頼もしい。

浜原行きの単行。

夕暮れの三次駅にやってくる。

一番賑やかな時間。

@ Miyoshi Station

2019年9月20日金曜日

【日本全駅制覇の旅】No,0000518 芸備線(三次駅)【0082駅目】

No,0000518
【三次(みよし

あと、この車両を。

ここで何回見ることができるのか。

三江線が廃止になる直前の秋。

@ Miyoshi Station

2019年9月19日木曜日

【日本全駅制覇の旅】No,0000517 芸備線(三次駅)【0082駅目】

No,0000517
【三次(みよし

夕焼けと1両編成のワンマン列車。

いよいよ出発の時が迫る。

浜原で江津行きの。

最終列車に接続する終電です。

@ Miyoshi Station

2019年9月18日水曜日

【日本全駅制覇の旅】No,0000516 芸備線(三次駅)【0082駅目】

No,0000516
【三次(みよし

もう見ることのできない。

「おぜきやま」の文字。

確かにまだ三江線は生きている。

@ Miyoshi Station

2019年9月17日火曜日

【日本全駅制覇の旅】No,0000515 芸備線(三次駅)【0082駅目】

No,0000515
【三次(みよし

浜原に備後落合。

どちらも旅情あふれる行き先。

夕方の出発は。

どこかロマンチックに。

@ Miyoshi Station

2019年9月16日月曜日

【日本全駅制覇の旅】No,0000514 芸備線(三次駅)【0082駅目】

No,0000514
【三次(みよし

昔は0番乗り場から。

発着していた彼。

浜原行きの出発まで。

あと少し。

@ Miyoshi Station

2019年9月15日日曜日

【日本全駅制覇の旅】No,0000513 芸備線(三次駅)【0082駅目】

No,0000513
【三次(みよし

白と青の列車。

三江線の旅は夕方から。

掻き立てるのは。

旅情しかない。

@ Miyoshi Station

2019年9月14日土曜日

【日本全駅制覇の旅】No,0000512 芸備線(三次駅)【0082駅目】

No,0000512
【三次(みよし

廃止直前の静けさか。

こういう時期にしっかりと。

お別れを告げるのもいい。

浜原行きは1両編成。

@ Miyoshi Station

2019年9月13日金曜日

【日本全駅制覇の旅】No,0000511 芸備線(三次駅)【0082駅目】

No,0000511
【三次(みよし

本来であれば定められたはずの。

水色のラインカラー。

廃止を前提にしているのか。

全くその色が現れることがない。

@ Miyoshi Station

2019年9月12日木曜日

【日本全駅制覇の旅】No,0000510 芸備線(三次駅)【0082駅目】

No,0000510
【三次(みよし

三次駅の運賃表。

今は亡きあの路線も。

まだ絵が描かれている。

懐かしい三江線の旅。

@ Miyoshi Station

2019年9月11日水曜日

【日本全駅制覇の旅】No,0000509 芸備線(三次駅)【0082駅目】

No,0000509
【三次(みよし

江津方面の三次行き。

まもなく廃線の時がやってくる。

それまでは安全第一。

@ Miyoshi Station

2019年9月10日火曜日

【日本全駅制覇の旅】No,0000508 芸備線(三次駅)【0082駅目】

No,0000508
【三次(みよし

中国地方の要衝である三次駅。

三江線と同じ運命を辿らせないために。

各方面への列車に。もっと多く。

@ Miyoshi Station

【某中堅私鉄勤務の社畜鉄道マン】No,0000010「第1日目〜超閑散線区にいよいよ足を踏み入れる〜」

某中堅私鉄勤務の社畜鉄道マンが語る
徹底したプロ目線とビジネス感覚で斬る
今までなかった新しい旅ブログ


No,0000010
試される大地を北海道フリーパスで巡ってみた
「第1日目〜超閑散線区にいよいよ足を踏み入れる〜」


==


◆ついにやってきた長万部行き
倶知安の駅で1時間30分の待ち合わせ。のんびりとゆったりした時間が流れます。この時間を駅前から美しく見える羊蹄山などをぼんやり眺めるという、贅沢極まりない過ごし方をした社畜鉄道マン。日頃の激務の疲れからか「脳みそを如何にして使わないか」に特に固執しています。笑。




倶知安駅で「長万部行き」というのは極めて珍しい。笑。函館本線の山線。非電化区間も残り半分というところで、JR北海道の徹底した経営効率化が功を奏したのか。上りは全線直通列車が4本。下りが5本しかありません。下りの1本は倶知安を6時過ぎに出るという鬼畜設定。この列車に乗ろうと思えば倶知安に宿泊しないとおそらく無理です。



この区間を敢えて分けるとすれば、途中の蘭越駅から南側と北側。蘭越以北になると少し列車本数が増えますが、それでも僅かに+2往復程度。如何にこの区間の走破が難しいかが分かります。笑。



青春18きっぷ、北海道&東日本フリーパスという最強ぼ貧乏旅行きっぷ(=私は大好きです)の使用期間外ということもあり、一部区間を除いては極めて利用が少ないものと思われます。



非常に短い北海道の秋。すでに気温も10度前後。一人旅なのでそこそこの準備と装備で臨んでいますが、非常に寒くなってきた倶知安駅でした。

いよいよ。長万部に向けて進んでいきます。小樽方面行きの列車が出発してから、1両編成の長万部行きがやってくる。倶知安駅は駅舎に一番近いホームがなぜか閉鎖されていて、跨線橋を渡った2番線と3番線が各方面への乗車ホームとなっています。



いよいよやってきました。長万部行き。キハ150系の今回は1両編成。小さなボックスシート。2人掛けのところが特にお気に入り。北海道の旅といえばこれです。

ところが。

この列車。お昼12時35分に出た長万部行きの次の列車でもあるので、学校帰りの高校生や地元の方でだんだん混雑してきました。16時55分の発車間際には乗車率180%の超ラッシュに変貌。



この前話した「経営の効率化」がそのまま現れたような列車となって倶知安を出発します。ひたすらに混雑した列車。旅情も何もありません。笑。ただひたすら混雑に耐えることになるとは。この時思ってもいませんでした。


2019年8月10日(土)ぐっち執筆

2019年9月9日月曜日

【日本全駅制覇の旅】No,0000507 芸備線(三次駅)【0082駅目】

No,0000507
【三次(みよし

今ではもう見られない。

浜原行きの表示。

三次駅の夕暮れ時は各方面への。

列車の発着で賑やか。

@ Miyoshi Station

【某中堅私鉄勤務の社畜鉄道マン】No,0000009「第1日目〜列車本数の少なさと徹底した効率化とは〜」

某中堅私鉄勤務の社畜鉄道マンが語る
徹底したプロ目線とビジネス感覚で斬る
今までなかった新しい旅ブログ


No,0000009
試される大地を北海道フリーパスで巡ってみた
「第1日目〜列車本数の少なさと徹底した効率化とは〜」


==


◆鉄道の経営には徹底した効率化が求められる
2両編成より1両編成。2本の列車度数より1本の列車度数。それでいて、同じ数のお客様にご乗車いただけるのであれば、鉄道会社にとってそれは「効率化」が果たされたことになります。お客様のイメージは真逆。1両編成より2両編成や3両編成。1本の列車より2本の列車。




この辺りの「認識の齟齬」を埋めるのは「誠実な対話」ではなく、企画乗車券の発売などに依る「運賃の低減施策」または、徹底したおもてなしという意味での、お客様サービスに代表される「インセンティブの付与」以外にありません。

そんなことが果たして可能なのか。

通常の発想からは「無理」と言わざるを得ません。お金がないから、収益力に乏しいから、誰も使わないから、投資の対象としては次々に外れていくわけで、従業員への給料カットという報い、株主に対する無配当という仕打ち、清掃回数がどんどん削減される駅構内の汚いトイレ、掃除がされなくなったエレベーターやエスカレーターの汚いホコリ。



どうしたらこれを解消できるのか。本当に毎日が悩ましく人口減少社会による市場の縮小(=要するに誰も乗らなくなる)に、財政力の乏しい中小弱小私鉄が、どう立ち向かうのか。ある意味解決手段が見つかれば、ノーベル経済学賞が受賞できそうですが、柔軟な発想とアイデアを用いたとしてもそう簡単には解消できないのです。

今回訪れているJR北海道さんの取り組みを、私の目線ではありますが、様々な観点から拝見させていただいているところですが、やはり営業系の社員と技術系の社員の連携プレイが、より一層進んでいるところに非常に好感を持ちました。

人材難や採用難と言われているように。これから斜陽産業である鉄道業界は、ますます優秀な人手が採用できなくなってくることが予想されます。



倶知安の駅に降り立つと。それは涙ぐましい光景が私の目の前に広がっていたのでした。それぐらいしても当たり前だろと言われればそれまでなのですが。鉄道業界、いや、鉄道会社というのは、極めて自分たちのナワバリ意識が強く、また、極めて縦割りの世界でしか、仕事ができない職場なのです。

それを打ち破ったのは。

技術系(=簡単に言えば作業着+ヘルメットの社員さん)社員が「ご乗車、ありがとうございます。」とお客様1人1人に丁寧にご挨拶。営業系社員はその間、みどりの窓口で発見作業に勤しみます。

これも新しい鉄道事業の姿。なのかもしれません。誰にとってもお客様は本当に大切なお客様。鉄道をご利用いただける方を社員全員で、なんとか恩返しがしたい。そんな姿勢がなければ「この姿」を見ることはないでしょう。



JR北海道は赤字企業だ!国営企業だ!税金が投入されている!などなどの批判的な記事や論調が溢れかえっていますが。果たして本当にそれは正しいのか。私にはそれが全く正しい「描かれ方」ではないかと感じています。

最もフォーカスすべきは「現場のみなさん」なのです。涙ぐましい努力、地道な作業、そして。お客様への感謝。現場最前線の彼らがいなければ。

鉄道事業は運営できない。

この感覚を持って巨大なインフラを維持する。維持していく。まだまだ勉強できることは山のようにありそうです。


2019年8月9日(金)ぐっち執筆

2019年9月8日日曜日

【日本全駅制覇の旅】No,0000506 芸備線(三次駅)【0082駅目】

No,0000506
【三次(みよし

夕暮れ時の三次駅。

おそらく最後の乗車となる。

三江線の時間まで後少し。

@ Miyoshi Station

【某中堅私鉄勤務の社畜鉄道マン】No,0000008「第1日目〜新幹線が来る予定の町の今とは〜」

某中堅私鉄勤務の社畜鉄道マンが語る
徹底したプロ目線とビジネス感覚で斬る
今までなかった新しい旅ブログ

No,0000008
試される大地を北海道フリーパスで巡ってみた
「第1日目〜新幹線が来る予定の町の今とは〜」

==

◆北海道新幹線の駅ができる
新函館北斗。しんはこだてほくと。新函館駅にしたら函館市内に無いのに「どこが函館駅なんだ!」というお叱りを受けて。駅が所在する北斗市の意向も存分に聞いてしまった。という紆余曲折な駅名ですが。新幹線はやはり政治色が強くなってしまう。

リニア中央新幹線を自前の資金で作る!と言ってのけたJR東海さんの気持ちが良くわかります。苦笑。


これから通るところも。実は北海道新幹線の建設が真っ最中なのです。北海道新幹線の札幌延伸。小樽駅には新幹線が来ないので「新小樽(仮称)」が建設予定。今から乗車する区間は要するに並行在来線の扱いとなって、地元の沿線自治体がその経営を担う予定とされている区間に入ります。


倶知安。くっちゃん。一般の方なら難読駅名。地元の方なら読めないなんてありえない。鉄道ファンなら余裕で読める。この倶知安は「地価の変動率」でも市町村単位で日本一という非常に面白い地域です。変動率は+42.42%という極めて高い数値。新幹線の駅ができるから。だから地価の上昇率が極めて高い。というだけではないのです。

外国人が移住している。そう。冬のパウダースノーに惚れ込んだ外国人たちが押し寄せる。そんな街なのです。北海道の人気は海外でも非常に高い。でも、それを裏付けるかのような美しい羊蹄山。私も大好きな場所の1つです。


小樽から長万部(おしゃまんべ)の間は函館本線の通称「山線(やません)」と呼ばれる区間に入っていきます。小樽までの電化区間は新幹線開業後も札幌都市圏ということで、引き続きJR北海道の経営になることが決まっていますが、ここから先は沿線自治体が集まって今後の並行在来線をどうやって維持するのか(※ちなみに廃止もありき)を議論する会議体も立ち上がりました。


私のJR北海道で最も好きな車両。キハ150系。ふかふかのボックスシートに身をゆだねて、過ぎ去る景色を眺めます。鉄道を維持するのは難しい。でも、それを必要としている人がいる。様々な論調がある中で、真面目に経営をしようとすると。考えるべきことは山のようにあります。


鉄道の維持は「覚悟」が必要なのです。言い換えるならば「誰がそのお金を出すのか」と。地元の沿線自治体がその資金を供出するのであれば、それは「地元の住民のため」という大義名分で行われることになります。

観光客のために「鉄道を維持する」だけではないのだから。鉄道の維持は「定期券の売れ行き」がそれを左右します。定量的なご利用があってこそ。鉄道の輸送力が発揮される。この議論無しに「単に鉄道を残せ!」という論調が散見されますが。私に言わせれば全て間違いです。

じゃあ、毎日乗れよ。と。

北海道には残念ながら自然災害の影響で普通になってしまった区間があります。果たして鉄道で残すことが地域にとって最も大切なことなのか。これは真剣に議論されるべきです。単に「鉄道の方が良さそうだから」というイメージの議論では前には進みません。


誰のための。鉄道なのか。地元の皆さんのため。この地域を愛してやまない地元の皆さんのため。そして、素晴らしいこの地域を訪れたいと思う全ての旅人のため。

色々な考え方が入り混じります。

鉄道事業を維持する要はやはり。定期利用者の確保。とにかく出来るだけ高い単価の乗車券(=ようするに普通乗車券)で乗る。そして収入を上げる。地道にこの努力しかありません。いや、これ以外にありません。

あれこれを考えていると。列車は終着駅である倶知安に到着しました。本当に新幹線が来るのか。長閑な雰囲気に早速癒されることになりました。

小樽から倶知安までは比較的利用の多い区間でもあるので、観光で訪れたであろうお客様、毎日毎日通学で利用している高校生。そういうローカルな雰囲気がとても素晴らしい区間でした。

2019年8月8日(木)ぐっち執筆

2019年9月7日土曜日

【日本全駅制覇の旅】No,0000505 姫新線(東津山駅)【0081駅目】

No,0000505
【東津山(ひがしつやま

美作加茂からの因美線。

津山行きは1両の単行列車。

静かに発車の時を待つ。

@ Higashi-Tsuyama Station

【某中堅私鉄勤務の社畜鉄道マン】No,0000007「第1日目〜あの手この手の増収施策に見習うべきもの〜」

某中堅私鉄勤務の社畜鉄道マンが語る
徹底したプロ目線とビジネス感覚で斬る
今までなかった新しい旅ブログ


No,0000007
試される大地を北海道フリーパスで巡ってみた
「第1日目〜あの手この手の増収施策に見習うべきもの〜」


==


◆安価で快適で便利な「移動」の代償とは
鉄道の得意分野。それは「長距離」を「たくさんの人」に「高速」で「移動してもらう」ことです。東海道新幹線が最強の収益源であるJR東海。1列車1億円なんて言われるほど。東京から大阪までの我が国の二大都市を2時間30分で結ぶ。厳密にはもっと今は速度が向上したので更に早い。でもそれは需要もあって。使う人が多いから。惜しげもなく投資して「輸送本位」でやっていける。ある意味で羨ましい。いや、そんな鉄道会社は世の中にそう多くはない。




鉄道であることの意義すら失ってしまった路線。これを維持するのは並大抵のことではありません。乗る人がいない。需要そのものが存在しない。速度は軽自動車より遅い。こんな状況の鉄道を「守れ」と言われても。それには多額の収入が必要となります。




小樽駅に到着。ここでも先日お話した「デザイン」が既にブレてしまっていることがお分かりになるかと思います。社畜鉄道マンが旅をすると、こーいうところばっかりに目が行ってしまうので。楽しくないかもしれませんね。笑。


そこまでこの駅名看板で読み取ってしまえるほど。鉄道会社の経営というのは非常に難しく苦しい。そんな会社が大多数なんです。


「S15」というナンバリング。儲かって仕方ない路線であれば駅名看板そのものを変えてしまうはず。でも小樽駅ですら「シール」なんですね。こういう地道な経営努力。付かない予算。使えないお金。それでも対応しなければならないというジレンマ。




列車本数と列車種別の差。これを感じ取ってもらいたくて。小樽駅から東側は儲かる区間で西側は儲からない区間。その差は歴然ですね。このエリアではJR北海道管内では比較的マシではありますが。苦笑。もっと僻地に行けばエグいです。



新型車両を導入するのも。簡単ではない。装置産業である鉄道業界。いったいどこに何を投資するのか。さじ加減一つで会社経営すら揺らいでしまう。鉄道会社は現業が命だ!というお話が多いですが。実は本社系の総合職社員だって毎日毎日上がってくる「▲」ばっかりの日報を見ながら胃をキリキリさせているのです。




収入が全く上がらないのに。どうやってこれ以上サービスを維持しろって言うんだよ。鉄道である意味ってなんだよ。自問自答ばかりする毎日です。鉄道の維持。それは何のためにやるのか。この視点はお客様には関係のないこと。でもありません。


鉄道事業は全て自前。こんな言い方をすることがあります。例えば分かりやすい例でいうと。全日空は羽田空港を作らない。高速バス事業者は高速道路を造らない。フェリー会社は港を作らない。鉄道は自分たちのために自前で線路を敷き、駅舎を立てて、橋梁を架ける。この鉄道目線から競合交通機関を見ると「圧倒的にズルい」のが良くわかります。




この辺りは徐々に詳しくお話をしていくつもりではありますが。収入を上げるための努力の好事例。JR北海道さんの「わが町ご当地入場券」です。1枚170円で販売。でも現地に行かなければ買うことはできない。鉄道ファンって結構収集癖があったりするので巧みにその生態を突いた好企画です。




2019年9月30日で企画が終了することが最近発表されました。券面等に印字されてしまった入場券の料金記載が問題だと考えられますが、私もこの戦略にドはまりしています。笑。これは面白い。そして欲しくなる。買いたくなる。


たかが1枚。170円。でもチリも積もれば山となる。80万枚も売り上げてしまうとその効果はなんと。1億3,600万円。駅で販売していない委託販売店(コンビニとか駅前の商店のこと)への販売委託手数料を差し引いても十分に有り余るその売り上げ。




鉄道会社だったのにセグメント単位での売り上げ構造が変化してしまった銚子電鉄さん。濡れ煎餅屋さんが鉄道事業を営むなんて時代にも近づけそうな勢いです。 副業が本業になんて。働き方改革が叫ばれて久しいこの時代。鉄道会社は必至なのです


こういう切り口というか、経営センスを私も磨かなければなりません。



2019年08月07日(水)ぐっち執筆

2019年9月6日金曜日

【日本全駅制覇の旅】No,0000504 姫新線(東津山駅)【0081駅目】

No,0000504
【東津山(ひがしつやま

構内踏切の通路から。

ぼんやりと。静かに。

津山方面の線路を眺める。

@ Higashi-Tsuyama Station

【某中堅私鉄勤務の社畜鉄道マン】No,0000006「第1日目〜快速エアポートから見たJR北海道〜」

某中堅私鉄勤務の社畜鉄道マンが語る
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No,0000006
試される大地を北海道フリーパスで巡ってみた
「第1日目〜快速エアポートから見たJR北海道〜」


==

◆北海道の鉄道旅行といえばこれ

快速エアポートのUシートのお供。といえばやっぱり駅弁です。流石の指定席。新幹線みたいな大きなテーブルが設置されています。新千歳空港駅には駅弁じゃないお弁当もいっぱい売ってるので。そういう意味で非常に楽しい場所の1つ。駅弁というのは「駅弁マーク」が入っている弁当のことをいうのですが、昔に比べてコンビニとかデパ地下とか駅ナカが超絶便利になった現代。残念ながら駅弁は次々に姿を消しています。無念。


足早に駅構内に入場してしまったので、今回はホームの立ち売りのおばちゃんから「鮭のルイベ漬盛り海鮮弁当」を購入することにしました。ホームで買う人は少ないのか。特急スーパーカムイ(※今では特急カムイ)が新千歳空港駅に来なくなってしまったからなのか。おばちゃんはとても寂しそう。苦笑。



開封するとこんな感じに。ちなみに「ルイベ」とは鮭のお刺身をそのまま凍らせたままの状態で料理する北海道の郷土料理。現地ならではの食に早くもテンション上がる。コンビニ弁当では作り出せない。この独特な面構え。最高です。高級な感じ。



このビジュアルに先程食べたスープカレーが速攻で消化されてしまいました。実に美味しそう。この絵。最高ですよ。そして佐藤水産さんの仕事ぶりが実に素晴らしい。駅弁マークの入っていない「ただのお弁当」のジャンルになりますが。駅弁よりも実はクオリティが最高品質。ごちそうさまでした。

◆快速エアポートに乗ってみる

旅の初日は。北海道の首都である札幌を堂々と通過して、函館本線の非電化区間である通称「山線」に乗ることを計画しています。新千歳空港から小樽まで。JR北海道の大幹線&ドル箱路線から。鄙びたローカル鉄道を経由して先ずは道南の入り口である長万部まで。途中下車なんかも織り交ぜる予定なので、非常に楽しみです。






さて。乗車する列車は。721系の快速エアポート。実は将来はだんだん貴重になってくることが予想されるため、今回の北海道旅行のトップバッターとしては極めて当たり。赤色の表示「幕」がなんだかオシャレに感じるのは気のせいでしょうか。JR北海道さんは普通車自由席がロングシートタイプの733系の導入を進めていて、自由席でも転換クロスシートになる旧型の721系を淘汰しつつあります。


歴戦の勇者たる風格。ちょっとだけくたびれた「Uシート」の紋章が旅情を掻き立てますが、実はJR北海道にとって「快速エアポート」は最大にして最強の収益源。この列車なしには経営は成り立ちません。

ちょっと昔までは快速の指定席券も320円でした。それが今は520円に。繁忙期や閑散期などの区分も無くなって、損した人と得した人の嫉妬が混在しなくなりましたが、基本的には値上げされました。

快速エアポートのUシートは日本で一番「事前の予約で買われることが少ない」指定席であると思います。直前に指定席券売機のシートマップで確認すると、1時間後の列車は軒並み「◎」の表示。要するに空席だらけということです。

でも。出発直前にはほとんど満席。これがドル箱列車たる所以でもあります。瀬戸大橋を往来する快速マリンライナーとは一味違った快速エアポートの特徴とも言えます。




札幌と新千歳空港を結ぶ快速エアポート。バス文化も根強い北海道でも、この区間については鉄道の圧倒的信頼力が勝ります。国鉄民営化の際に莫大な経営安定基金を与えられたJR北海道も毎年のように赤字決算。少しでも収入を増大させようとすると、稼げる区間の値上げが最も効果的です。

鉄道経営に携わる社畜鉄道マンの目線としても。この施策は素晴らしいと同時に。非常に勇気のいることだったと感じます。値上げすると「ある程度のお客様は逸走する」ことが定説ではありますが、快速エアポートにおける各列車の日常的混雑具合からも、一定の需要があると見込んで。大きな決断。素晴らしい経営判断であったと思います。


ただ。これだけで問題は解決しなかったのです。


15分ピッチで運転される快速エアポート。全列車が6両編成で輸送力としては抜群ですが。近年のインバウンド需要に対応するため、輸送力の増強が必要になってきました。





3両編成を1つの基準としている札幌都市圏の電車。快速エアポートの増発、増結が検討されましたが、全て検討虚しく実現が色々な理由により不可能でした。新千歳空港駅は6両編成がギリギリ停車できる長さしかホームがないので増結ができません。次の駅である南千歳までの線路は単線となっているばかりか、主な運行区間である千歳線は特急街道でかつ本州~北海道をつなぐ貨物の大動脈。列車ダイヤに実は余裕がなかったりします。なかなかの障壁が立ちはだかります。

JR北海道が考えたこと。それは。車両定員を少しでも増やすということ。


転換クロスシートの721系よりもロングシートの733系の方が1両あたりの車両定員が多い。当面は車両の更新と共に「乗れる体積の増加」で需要を吸収しようと考えたのでした。空港利用者が持つキャリーケースはクロスシートとの相性が最悪。

空港行きの快速と言いながら。札幌都市圏の速達サービスも担う快速エアポートは通勤通学客でも非常に賑わいます。千歳、恵庭、北広島、新札幌。こういった地域輸送がJR北海道の厳しい経営を支えます。


このあたりのバランスをどう取るのか。


新千歳空港から札幌に向かう快速エアポートの車中で。鉄道の経営問題を考える。鉄道を維持し快適なサービスを行うために投資を行うことは、極めて難しい経営センスが問われるといっても過言ではないのです。


鉄道は慈善事業じゃない。営利企業である以上は採算度外視という訳にはいかない。でもギリギリの選択をしながら、可能な限りステークホルダー全てが「笑顔」になる施策。これを導き出すのは至難の業であると感じます。


ウチの会社も頑張らないとな。と思う瞬間ですね。


「お客様がいっぱいで収益路線」なのに。「どうやってもこれ以上のサービスを提供すること」ができない。スマホで言い換えるなら、最新機種は余裕で作れるんだけど、回線が4Gじゃなくて3Gなので型落ちの機種を作り続ける。みたいなもんです。テレビメーカーがブラウン管のテレビをデジタル時代に作りまくるのとよく似ています。


快速エアポートにご乗車の際は。是非。JR北海道さんの目線で「鉄道をどうやって維持していくのか」について。考えてみていただけたらと思います。


空気の透き通っている秋の北海道。旅はまだまだ始まったばかり。



https://www.ekitabi-notebook.com/
2019年08月06日(火)ぐっち執筆